岐阜市の魅力発信、外見よりも内容重視で!
写真は、宿泊者が無料で外にも持ち出せ、どこでも使えるスマートフォンです。
出張先のビジネスホテルに置いてありました。
フリースポットなどのWi-Fiに頼らず、旅行者が外でも自由に使える携帯が、申込み不要。部屋にポンと置かれて貸し出されているのです。
岐阜市が進めている「Gifu-City Free Wi-Fi」をはじめとした無料Wi-Fiアクセスポイントも、やがては時代遅れのサービスになるのでしょう。
県外の仕事仲間などが岐阜市で宿泊した際、「空いた時間にどこかを訪れてみようと思ったけれど、ネットで検索してもピンとくるものがなく、結局、宿の近くで食事をして1日が終わった」といったエピソードを話してくれる事が少なくありません。
実施に、岐阜市で「食事」や「観光」を検索しても、公的ホームページなどのそれは「ホームページ」のみかけはきれいですが、紹介されているスポットの数はごく僅か。
車椅子や体の不自由な方などが利用できるトイレなどの案内も非常に不親切で、掲載されているのはわずか数か所。これでは市内の中心部に行くよりも、イオンなどの大型ショッピングモールに行ったり、店舗外にトイレを設置しているドラッグストアなどが数多くある郊外へと自動車で出かける人が多くなるのもうなずけます。
「やさしさやあたたかさ」「おもてなし」の気持ちがほとんど伝わってこないのです。
IT関連サービスを地域で活かすにはやはり情報の内容重視が一番。それと、訪問者にやさしい街創りも重要でしょう。
重厚で人々の関心に応えるコンテンツは、古びてもなお支持され続けるはず。
岐阜市は、外見よりも情報の中身重視(コンテンツの充実)にもっと力を入れるべきだと思います。