世界遺産 平泉
仕事で一関を訪れる度に世界遺産の平泉へ寄ります。
奥州 藤原清衡公ら3名が今も眠る金色堂は、今風の覆堂の中でガラスケースに囲まれて保護されており、外からは殆ど見えません。
その近くに建つ「旧覆堂」は、今の覆堂(鞘堂)が出来るまで金色堂を覆って保護していたもので、700年以上前に建てられたもの。あえて望めば手で触れる事も可能なこちらの建物の置かれ方のほうが私は好きで、いつも20分くらいは見ているでしょうか。
平安末期に、戦乱や故無く亡くなってしまったすべての生き物を極楽浄土へと導き、この地に平和をもたらすべく建立されたと言われているこの地で、東北大震災の被災者の方々を思い、合掌させてもいただいています。