三橋たつお公式ブログ

岐阜市をやさしくあたたかく

「給食無償化」についてご質問をいただきました

 当ブログの読者の方から、次のようなご質問をいただきました!

Q.
 学校給食の無償化は〝市民受け〟を狙った政策との印象を持っていましたが、岐阜市での小中学生の医療費・約10億の無償化(平成22年~)定着を想えば、子育ての応援として 充分検討に値するのでは?と思い直しました。
 そのためには予算として18億(6万円×3万人)を要するそうですが、財源が示されるのであれば、政策として是非支持をしたいと考えます。
 三橋さんのご意見をお聞かせください。

f:id:akarui_mirai:20190131093340j:plain

試食会での中学校給食例(あんかけソフト麺ほか)

A.
 ご質問、ありがとうございます。
 
 岐阜市の学校給食は地産地消や食べ物への感謝など、食育の観点からかなり優秀です。
 「今日は岐阜の●●で作って貰った○○がおいしかった」などといった給食のお味の話はもちろん、「『いただきます』は『食べ物の命いただきます』の事なんだって」などと、夕食の際などに娘は良く給食についての話をしてくれます。
 食材の多くは、岐阜市のおいしい水と大地を大事に使って育てていただいている地元の農家さんなどのものが使われています。

 家庭の事情により、満足な食事が家庭では食べられずに、「学校給食を頼みの綱」としているお子さんも少なからずいらっしゃるとの話は各所で耳にします。
 また、給食費を支払っていない「未納」家庭に対する集金は、岐阜市の公立小中学校の給食費が一般会計を通さない私会計とされている事から、学校長が保護者から集めねばなりません。その業務は教員がこれを行わざる得ず、心身ともに少なからずの負担を強いられているとの話しもやはり耳にします。
 給食費未納に代表される当該児童・生徒、保護者、学校のいらぬ負担の軽減、とりわけ当事者の子供達、教員の方々の心への影響を考えても、無償化のための財源確保が積極的に検討されるべきだと私も思います。

皆様からのご質問、ぜひお待ちしております!