岐阜市民の地震対策、見落としがちなこと
東日本大震災が発生したあの日から8年が経ちました。
防災対策と大規模災害発生時への備えは、地方行政において最も重要視されるべき課題のひとつです。岐阜市においても様々な対策・訓練が実施されているのですが、市民全員への周知の点では今一つの様に感じられてなりません。
その理由のひとつには、幸いにも岐阜市が大規模な災害を久しく経験していない事が挙げられるでしょう。
例えば地震。岐阜市で震度5の揺れとなった地震が発生したのは、1946年の和歌山県南方沖地震。実に70年以上前の事になります。
図は気象庁HPから引用した東日本大震災発生時の震度5以上の余震発生状況の一部です。大規模地震が発生した際には、震度4以下の余震も数多く発生します。
そうした揺れの続く中でいかに自分の命と健康を守り、周辺住民の方々と助け合って行けるのか。
万一への備えとして、そうした災害発生時の対応を一人一人が考えておくべきでしょう。
写真は昨年、復興が比較的進んでいる仙台市を訪れた時のものです。遠くには津波が襲った海が見えます。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災者の方々へお見舞い申し上げますと共に、支援者の皆様など全ての関係者の方々への敬意を表します。